飲むだけでOK!?アメリカで研究が進むエイジングケア成分「NMN」とは?


最終更新日:2016.11.15

この記事を書いたのは:

ちこりん

化粧品関係のお仕事をもう3数年してます。

化粧品と聞くと百貨店のような華やかなイメージと思われる事も有りますが何気に地味です。。

ここ最近、巷で話題になっているエイジングケア成分「NMN」をご存知ですか?

各新聞・メディアなどでも取り上げられるなど、徐々に認知されつつあります。

例えば、朝日新聞のこの記事・・・

■老化を抑える?期待のサプリ 慶応大など臨床研究

慶応大と米ワシントン大は11日、動物実験で老化を抑える可能性が示された物質「ニコチンアミド・モノヌクレオチド(NMN)」の安全性を確かめる臨床研究を始めたと発表した。病気の予防や健康長寿に役立つ栄養食品として効果を調べていくという。

 NMNは、体内のエネルギー代謝に欠かせない「ニコチンアミド・アデニンジヌクレオチド(NAD)」に変化する。マウスの実験では長寿にかかわるサーチュインと呼ばれる遺伝子を活性化させることや糖尿病の治療効果などが示されている。NADは人の体内で作られているが、加齢に伴い様々な臓器で減少するとされる。

(引用:朝日新聞 http://www.asahi.com/articles/ASJ7C5K4PJ7CULBJ00H.html)

こちら、2016年7月の記事です。

動物実験レベルでは老化を抑える可能性を示しているとのこと。そしてすでに臨床研究に入っているということです。

NMNで寿命が20〜30%延びる!?

このNMNを研究しているワシントン大学の今井眞一郎教授によると・・・NMNはビタミンB3からつくられる物質で、この物質はもともとわたしたち全員が体内にもっている物質です。NMNは、わたしたちが身体の機能を保つのに必要な「NAD」という物質に変換されます。老化すると、このNADという物質が各臓器で減少する一方で、NMNを体内でつくる能力も減少していくと判明しています。

つまり、NMNという物質は人体の臓器を維持・修復していく上で必要なのに、NMN(NAD)は加齢によって減少してしまうわけですね。

また、NMNは「長寿」に関係する遺伝子である「サーチュイン遺伝子」を、活性化させる働きがあるといわれています。

サーチュイン遺伝子は別名=長寿遺伝子とも呼ばれ、寿命を延ばす働きがあります。サーチュイン遺伝子は昆虫から哺乳類まで殆どの生物が持つ遺伝子で、これを活性化させると寿命が20~30%ほど延びると言われてます。

人の身体を維持・修復する働きのあるNMNの減少を食い止めることで、NADの生成を助け、サーチュイン遺伝子の活性化により寿命が伸びる=老化を防止できる可能性があるというわけです。

NMN、サーチュイン遺伝子の働きを踏まえたリターンエイジングの方法とは?

まずは老化の仕組みを理解しよう

わたしたち誰しもに訪れる「老化」。老化の要因は様々ですが、よく知られているのは、活性酸素や細胞内の異常なタンパク質や老廃物による影響です。それらが細胞内のDNAを傷つけて遺伝情報を誤らせ、細胞の機能を低下させます。年齢を重ねるごとに遺伝情報の誤りが増え、それが細胞の中に蓄積されていくとさまざまな臓器が正常に働かなくなり、機能不全や病気を発症させると考えられています。

▼細胞内のお掃除「オートファジー」

人の体は、約60兆個の細胞から構成されています。老化とは一つ一つの細胞の機能低下がもたらした結果です。

代謝が悪くなったり、傷が治りにくくなったりするのも細胞の機能低下が関わっています。細胞の機能低下を遅らせるためには「細胞内のお掃除」が必要になります。

わたしたちの身体には細胞内のお掃除システムとして、「オートファジー」と呼ばれる仕組みが備わっています。故障したミトコンドリア、異常を起こしたタンパク質、劣化した細胞を分解、再利用(タンパク質再合成)し、バクテリアやウイルスなどを排出します。

エイジングケアのためには、この「オートファジー」の機能を最大化する必要があります。

▼オートファジー機能を活性化させるためには?

①良質な睡眠をしっかり摂る

ほとんどの体内代謝がそうであるように、細胞のお掃除システムである「オートファジー」も生活の乱れによって活性を失ってしまいます。まずは、規則正しい生活を心がけましょう

②最低でも12時間以上何も食べない

オートファジー機能は、絶食時間が12~16時間で最も活性化します。細胞内のお掃除の効率アップのためには、間食は我慢するしかありません。但し、水やお茶、ブラックコーヒーなどのノンカロリーなものはOKらしいです。

③寝る前と起掛けに水を飲む

水を飲むと、血中アミノ酸が薄まって、お掃除システムが活性化されます。

▼代謝を活性!エネルギーの増産

代謝を活性!エネルギーの増産

エイジングケアのためには、体内の代謝を活性化させる必要があります。全身の代謝を活性化させるには、大量のエネルギーが必要です。

エネルギーを生産しているのが、 細胞内の「ミトコンドリア」です。

ミトコンドリアの量を増やし、質を高める

1つの細胞に数百~数千のミトコンドリアがいますが、加齢とともに量が減少し、機能も低下していきます。

ミトコンドリアがフル活動しているときの体温は、36.8℃。低体温の方は、ミトコンドリアが少なくなっている上に、機能が低下しているかもしれません。

人の免疫機能は、体温の低下とともに下がっていきますので、ミトコンドリアの活性化は、健康面でも大きな意味があります。

呼吸による酸素と食事による糖を使ってエネルギー(ATP)を作っているミトコンドリアですが、同時に活性酸素も大量に作ります。その量、なんと一日に10リットル。しかも、自ら発生させた活性酸素で、自分も傷つきます。活性酸素を抑制するために、抗酸化酵素(SODなど)も同時に増やしながら、活性化させるのがコツです

ミトコンドリアを増やすには、適度な「運動」、食べすぎない「腹八分目」、抗酸化物質や良質なタンパク質、ミネラル・ビタミンなどの「栄養補給」の3つがポイントです。

▼NMNを増産してエイジングケアを促進!

細胞内をきれいにするオートファジー、潤沢なエネルギーでミトコンドリアの量・質が確保できたら、いよいよエイジングケアに向けて「NMN」の増産体制にはいります。NMNは、NAD+合成系と言われる肝細胞内での代謝により生産されます。

実は、NMN自身はNAD+合成系の活性化を促す物質で、実際の仕事は、NAD+が行っています

NAD+は、サーチュイン遺伝子に働きかけて、サーチュインタンパク質を生成、肝臓で作られたサーチュインタンパク質が身体中を巡って、エイジングケア効果をもたらします。

▼さらにNMNを増産・活性化するために

NAD+合成系をはじめ、体内の代謝システムは、一旦活性化すると継続して活動します。

NAD+合成系の代謝を活性化させることができれば、「元気になった」「食が進むようになった」など、身体にいい変化が出始めます。そうなれば活性化成功といえます。

NMNを摂取できるサプリメントがあります!

NMNを摂取できるサプリメントがあります!

実は最近、「NMN」を摂取できるサプリメントが販売開始になりました!

その商品の名前は「elegadoll NMN ACTIVATOR」。

特徴としては、

✓NMNの生合成に必要な成分(ビタミンB3、サイタイエキス、トリプトファン、天然酵素)を配合

✓トコトリエノール、トコフェノール、アスコルビン酸を配合

✓トクホ成分である難消化性デキストリン(食物繊維)を配合

✓コラーゲン、ヒアルロン酸生合成に必要な成分を配合

✓幻の漢方と言われる「冬虫夏草」を配合

✓オートファジーを活性化させるシリマリンを成分に持つマリアアザミを配合

✓味は3種類で摂取しやすい!

いかがでしょうか?先ほどご説明したリターンエイジングに必要な「お掃除」「エネルギー補給」「NMNの増産」をすべて叶えてくれる成分を含んだサプリメントです。

「NMN ACTIVATOR」は、数々の成分を含んでいるだけではなく、それらの成分を体内で 生合成させ、コラーゲンやヒアルロンを作り出し「体内からのエイジングケア」を望む事が出来る画期的なサプリメントです。

つまり、1つの成分にこだわるのではなくオールインワンの総合力での効果が期待できます。

加えて、約1ヶ月 3900円というお得感も魅力です。

手軽にエイジングケアできる日もそう遠くはないかも!

いかがだったでしょうか?エイジングケアを叶えてくれる可能性を秘めた成分「NMN」。

画期的な成分ではありますが、若さを維持するにはやはり正しい食事や運動、睡眠などの「生活習慣」が基本。

若さだけではなく、健康を維持するためにも規則正しい生活をしていくことが大切ですね。